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食べ過ぎない魔法の知恵~影響次第で、人はゴム味ポップコーンでも食べ過ぎる~ [病気や怪我、健康管理の話]


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子連れで外食。行きやすいお店の1つがマクドナルド、ということで重宝されている方も多いのではないでしょうか。

行きやすさの理由は、お店が“子どもが来ることを前提として運営されている”ところにあると思います。存分に動ける遊び場を併設している店舗も多いですし、なんといってもハッピーセットは子供心をがっちり掴む、お得なセットになっています。

そんな皆に人気のマクドナルドですが、気をつけなければいけない点もあります。それは、カロリーや栄養の問題。

私自身はマクドナルドやファストフードそのものが悪いとは思っていません。

でも、偏ってしまってはいけない。
使いやすいマクドナルドだから、ついつい行き過ぎる・・・ということもあるかもしれません。


そこで、今回は上手な食事管理について考えてみたいと思います。


ある映画館で、次のような実験が行われました。

・映画を見に来た人に、無料でポップコーンを配布する
・配布されるポップコーンの容器の大きさは2種類あって、1つは小さく、もう1つは大きい
・ポップコーンの味は、最悪に不味い

この実験で使われたポップコーン、とてもまずいらしく、曰く「まるでゴムでも食べているようだ」ということ。無料で配布されたことも忘れ、思わず返金を要求するお客さんまでいたとか。

さて、大きい容器と小さい容器で分けられた2つのグループ。食べた量はどうだったかというのが調査の目的。つまり、容器の大きさは食べる量に影響を与えるのか?


結果、大きい容器で渡されたグループの方が、小さい容器のグループより多めに食べていることが分かりました。

ゴムのような味で、無料にもかかわらず思わず返金要求してしまうくらい不味い・・・のにです。

どのくらい多く食べてしまったのかというと、大きいサイズのグループの方が、平均173キロカロリー多く食べている。概算で21回、小さいグループよりも多く容器に手を突っ込み、平均して1.5倍食べたという結果。

つまり、食べる量は容器の大きさに影響するということです。

この調査が書かれていたのは、この本です。

そのひとクチがブタのもと

そのひとクチがブタのもと

  • 作者: ブライアン・ワンシンク
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/03/26
  • メディア: 単行本


この本には、他にも様々な実験が紹介されています。食べ物の置いてある場所、見た目の影響、容器の使いやすさなど・・・。

それらを通してわかることは、

・私たちはお腹が空いているから食べているのではない。

・見た目や環境など、色々なものに影響を受けて食べているのだ。

ということです。


さて、冒頭に紹介した記事では、アメリカのマクドナルドでは今後カロリー表示を明記し始めるということ。

アメリカの話なので、日本国内ではいつ、どうなるのかは分かりません。

美味しさと魅力的なオマケにつられて、ついつい通いがちなファストフード。
もし“行き過ぎかな?”という自覚があるのでしたら、先ほど紹介した本を参考に、環境を変えてみるのもいいと思います。


不味いゴム味でも食べ過ぎちゃうんだから、美味しかったら尚さらですよね・・・。

おいしいハンバーガーのこわい話

おいしいハンバーガーのこわい話

  • 作者: エリック シュローサー
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2007/04/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ファストフードの恐ろしい話

ファストフードの恐ろしい話

  • 作者: 剣崎 次郎
  • 出版社/メーカー: 彩図社
  • 発売日: 2010/05/24
  • メディア: 文庫



老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 (PHP新書)

老けたくなければファーストフードを食べるな 老化物質AGEの正体 (PHP新書)

  • 作者: 山岸 昌一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/05/16
  • メディア: 新書



タグ:食べ過ぎ
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