ファストフードと、喘息・アレルギー・皮膚炎などの関係

ファストフードをよく食べる子どもはぜんそくや皮膚炎、花粉症を発症するリスクが高まる可能性がある－そんな研究結果を、CNNが紹介しています。

・ファストフードでぜんそくや皮膚炎のリスク増？（CNN）

これは、 英ノッティンガム大学病院のハイウェル・ウィリアムズ氏らの研究チームによる研究結果の発表。

５１カ国の１３～１４歳の子ども約３０万人と、３１カ国で６～７歳の子どもを持つ保護者約１８万人を対象にした国際的な調査で、例えば次のようなことがわかったそうです。

・週３回以上のファストフードの摂取は、重度のぜんそくや花粉症、皮膚炎のリスク増と相関がある
・果物の週３回以上の摂取と重度のぜんそくの予防効果に相関がある

あくまで相関関係があるということで、因果関係があるというものではありません。
他の要因が関係している可能性もあります。また、ファストフードを食べないからといってアレルギーにならない、ということでもないでしょう。
これまでも、水道水や大気汚染など、様々なことが原因として上げられています。


ともあれ、ファストフードを食べ過ぎるのが良くない、というのは、多くの人が頷けるのではないでしょうか。そう、要するにバランスの良い食事を心がけましょうということだと思います。偏った食事は良くない。ファストフードばかり食べ過ぎるのは良くない。


もし子どものアレルギーや喘息などが心配で、そういえばファストフードに行ってばかりいるなぁと思い当たる方は、行く回数を減らして色々な果物を摂ってみる。食事のバランスに気をつけてみる。そんな生活改善のきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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