保育所で起きる事故・・・2012年のデータをもとに考える [病気や怪我、健康管理の話]
厚生労働省が、「保育施設における事故報告集計」を発表しました。
この統計は、保育施設において発生した「死亡事故や治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を
伴う重篤な事故等」で、2012年の1年間(1/1~12/31)に報告のあったものの集計です。
・保育施設における事故報告集計(厚生労働省)
この報告は、負傷と死亡に分けられ、さらに認可保育園と認可外の保育園に分けて出されています。どちらが多いかをみると認可保育園の方が多いのですが、それは母数が多いためです。
ちなみに認可保育所を利用しているのは2,176,802 人、認可外を利用しているのは186,107 人です。
(※平成24年4月1日、及び平成23年3月31日時点)
比率で見ると、認可外の保育園の事故が多いようで、特に死亡については大きな差があるようです。
簡単に比較はできないと思いますが、件数を利用者数で割ってパーセンテージを出すと、次のようになります。
認可保育園 ・・・負傷 0.00505% 死亡 0.000275%
認可外保育園・・・負傷 0.00913% 死亡 0.006447%
年齢別の傾向では、0歳から5歳までを見ると、負傷は年が高くなるにつれ増えます。活発に動き回るがゆえに、事故・負傷も多くなるのでしょうね。反対に、死亡の場合は年齢が下がるにつれ多くなり、4歳5歳では0名ですが、0歳は10名とトップになります。
総数としては、死亡18件、負傷127件、合計145件。
これが多いのかどうかの判断はつきませんが、前年に比べて1.6倍に増えています。
前年は死亡14件、負傷75件、合計89件。
統計はデータの取り方などで変わったりすることがあるので、一概に多いか少ないかの判断はできません。ですが、大きな怪我や死亡事故というのは、両親はもちろん関係者みんなにとって、1件でも起きて欲しくないものですよね。
個別の事故の詳細はわかりませんが、このような事例を事故予防に是非活かしていければと願います。
この統計は、保育施設において発生した「死亡事故や治療に要する期間が30日以上の負傷や疾病を
伴う重篤な事故等」で、2012年の1年間(1/1~12/31)に報告のあったものの集計です。
・保育施設における事故報告集計(厚生労働省)
この報告は、負傷と死亡に分けられ、さらに認可保育園と認可外の保育園に分けて出されています。どちらが多いかをみると認可保育園の方が多いのですが、それは母数が多いためです。
ちなみに認可保育所を利用しているのは2,176,802 人、認可外を利用しているのは186,107 人です。
(※平成24年4月1日、及び平成23年3月31日時点)
比率で見ると、認可外の保育園の事故が多いようで、特に死亡については大きな差があるようです。
簡単に比較はできないと思いますが、件数を利用者数で割ってパーセンテージを出すと、次のようになります。
認可保育園 ・・・負傷 0.00505% 死亡 0.000275%
認可外保育園・・・負傷 0.00913% 死亡 0.006447%
年齢別の傾向では、0歳から5歳までを見ると、負傷は年が高くなるにつれ増えます。活発に動き回るがゆえに、事故・負傷も多くなるのでしょうね。反対に、死亡の場合は年齢が下がるにつれ多くなり、4歳5歳では0名ですが、0歳は10名とトップになります。
総数としては、死亡18件、負傷127件、合計145件。
これが多いのかどうかの判断はつきませんが、前年に比べて1.6倍に増えています。
前年は死亡14件、負傷75件、合計89件。
統計はデータの取り方などで変わったりすることがあるので、一概に多いか少ないかの判断はできません。ですが、大きな怪我や死亡事故というのは、両親はもちろん関係者みんなにとって、1件でも起きて欲しくないものですよね。
個別の事故の詳細はわかりませんが、このような事例を事故予防に是非活かしていければと願います。
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