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マダニから感染する新しい感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に注意 [病気や怪我、健康管理の話]

気になる情報が入ってきました。
前にこのブログでも書きましたが、ダニを媒介する新しいウイルス感染症の続報です。
「春から子供は要注意。新しい感染症が日本に上陸」

2009年から中国で確認されていた“マダニ”という種類のダニに噛まれて感染する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)。日本国内では山口県の女性が、昨年秋に国内で感染し、死亡していたことが今年に入り分かりました。

今回、新たに2名の感染と死亡が確認されたというのです。

新たにわかったのは愛媛と宮崎の成人男性で、両名ともに国内で感染し、昨年秋に亡くなっています。同様の症状で死亡された人は他にもいるようで、今後さらに報告が増えると思います。

致死率は12%(10~30%)とかなり高いSFTS。日本国内では死亡者はわかっていますが、感染した母数がわかりません。今までのところ西日本だけで患者が発見されていますが、媒介となるマダニは青森以南に広く生息すると言われているので、東日本でも安心できないと思います。

感染ルートは、ウイルスを保有するマダニに噛まれるか、感染者と濃厚に接触するか、です。
マダニは森林や草むらに生息していて、春から秋にかけて活発になります。

子どものいる家庭では、今年の春以降、暖かくなってから、草むらなどに行くときには注意が必要でしょう。まずはマダニに噛まれないことが必要なので、できるだけ肌の露出を抑える必要があります。

子供のいる家庭はもちろんですが、保育園や幼稚園にとっても、このマダニに関する情報に注意を持って接するべきでしょう。マダニに噛まれないのが1番ですが、もし噛まれてしまった場合、発見が遅れないようにしたいものです。春以降は情報収集を適時行うことをおすすめします。

本件はこちらにも書いていますので、よろしければご参照ください。
「春から子供は要注意。新しい感染症が日本に上陸」

いくらマダニが怖いからといって、外遊びを控えるわけにもいきません。車が怖いから外に出ない、というようなものですからね。とはいえ、草むらに入らない、入るとしたら肌の露出をしないといったような、最低限の備えはしたいところです。

昨年後半くらいから、新しい感染症やウイルスの類の話題が増えているように感じます。
今後に注意したいですね。
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