携帯で撮影、トラブルのもと？

「なぜ、そんなことを！？」
という見出しが目に入りました。

・寝ていた男とトラブル＝公園の襲撃で児童ら－腕押し付けは木の枝か・埼玉県警（時事）

埼玉県の坂戸市で起きた小学生が男に襲われた事件。
先日、練馬でも同様の事件があり（こちらは犯人逮捕）、模倣犯かと心配されました。

しかし、この坂戸の事件では、事件発生前にトラブルがあったもようです。
記事によると、

＜同署によると、児童らは公園のベンチで寝ていた男を携帯電話のカメラで撮影しようとして、トラブルになったという。＞

ということで、これが原因になった可能性もあります。


いたずら盛りの年頃とはいえ、人の寝姿を携帯カメラで撮影するのは、もちろん褒められた行為ではありません。撮影した写真をどのような用途で考えていたのか、はたして友人同士でみるための遊び半分だったのか、ネットに流そうとしていたのか、あるいは別の用途があったのか。

想像力を働かせて好意的に解釈し、仮に、撮影するそれなりの理由があったのだとしても（例えば、通報目的など）、それはそれで危険な行為です。


似た事件として思い出すのは、こちらは大人の事件ですが、数ヶ月前に起きた事件。

＜前田さんと無職男性は居酒屋を出たところで、通行していた別の男性とトラブルになった。そのトラブルの様子を、男が携帯電話で写真撮影。前田さんが見とがめたところ口論となり、男が前田さんと無職男性の２人に暴行を加えたという。＞（産経）
こちらは携帯を撮影した側が最終的に犯人となっていますが、撮影された側が怒っていた点は同様です。
ちなみにこの犯人、すでに逮捕されています。


勝手に携帯で撮影するのは、もちろんトラブルのもとです。
下手に画像をネット上に流出させてしまえば、お子さんが加害者となる可能性もあります。

お子さんが携帯カメラを持っている場合、使い方にはよくよく注意をしたほうが良いでしょう。

保育士さんの２つの事件

子どもの面倒を見てくれる、頼りになる保育士さん。
ほとんどの保育士さんは志の高い真面目な人たちですが、中にはとんでもない人も・・・。
保育士さんをめぐる２つの事件です。
１つ目は、保育士がレジャー施設で女児（５）をトイレに連れ込み監禁したというもの。

児童ポルノをめぐり、幼稚園や保育園でもウェブ上の写真を制限するなど色々な対策をしていますが、内部に紛れ込まれると心配ですよね。

もう１つは、保育士が自宅で産んだ乳児の遺体を部屋に遺棄したというもの。
・保育士、自宅で産んだ乳児の遺体を部屋に遺棄
＜発表では１３日から１４日の間、出産した男児の遺体を箱に入れ、自宅の自室に遺棄した疑い。容疑者は出産後に体調を崩し、市内の病院に運ばれたが、病院から「堕胎したような形跡のある女性を治療した」と１１０番があり発覚した。＞

人には色々と事情があるものです。
何かしら、それなりの事情があったのだと思いますが、もう少し別の道がなかったのかと・・・残念で悲しい事件ですね。

タグ：幼稚園 保育園

運転中のくしゃみで事故

くしゃみをした弾みで車を暴走させ、幼稚園児を死亡させたとして、自動車運転過失致死罪に問われた裁判がありました。

被告は自宅近くで車を運転中、くしゃみをした反動で右にハンドルを切り、道路右側の歩道にいた園児をはねてしまった、という事故（事件）です。なんの因果か、この被告は元保育士だそうで、このニュースを始めて見たときは、てっきり“保育士が運転する車に幼児を乗せていた”のかと思いました。

くしゃみは急に出ますから、仕方ない側面もあるのでしょうけど、かといって許されるものでもありません。車を運転する人にとっては“明日は我が身”の問題かもしれませんが、やはり運転中は注意には注意を重ねることが肝要かと・・・。

今回の事故（事件）で問題なのは、被告は車検の有効期間が切れているなど、交通法規に対する規範意識が希薄であったこと。運転する以上、このあたりはキッチリと守りたいですね。

親御さんもさぞかし辛く悲しいことでしょう。お子さんのご冥福を祈ります。